恐怖心を和らげる

笑気吸入鎮静法

笑気吸入鎮静法は、吸入麻酔薬で亜酸化窒素(笑気)です。
適度な鎮静・睡眠作用があり、リラックスした状態で痛みを感じにくい状態になります。
なので、完全に意識がなくなることはありません。
吸入するとすぐに効果が発現し、速やかに排泄・消失されます。
体内で分解されずに排出されますので、肺や心臓に障害を持っている方にも影響はなく、肝臓にも負担がかかりません。
小さな子供には以前から使用は行われていました。
麻酔の方法は簡単で、鼻マスクをかけて酸素・笑気を徐々に吸入します。
2~3分すればリラックスした落ち着いた状態になり、治療を受けることができます。
笑気ガスを止めると、すぐに影響はなくなり、終了後は15分程休憩したら歩いて帰宅することができます。

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法は、静脈に鎮静薬を少しずつお点滴する麻酔の方法です。
数分たつと眠くなりますが、全身麻酔のように意識が消失することはなく自発呼吸もできますが、健忘作用で治療の記憶がない方もいらっしゃるようです。
笑気吸入鎮静法では効果が得られなかったり、インプラント手術などの処置を行う場合に多く用いられます。
全身麻酔に比べると安全性は高いですが、設備・体制は必要となってきます。
投与する薬剤は、麻酔医や治療内容によって違いますが、主にミダゾラム、プロポフォール、デスメデトミジンなどが使われます。
処置の間はモニターで血圧、脈拍、心電図など状態をチェックしていますので、安心です。
鎮静状態が覚めれば、麻酔が抜けているかを検査し当日中に帰宅することができます。


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